大人のADHDの自己診断チェックリスト20問。自分や部下がADHDかもしれないと思ったら

怪訝な表情でバインダーの書類を記入している男性の写真落ち着きのなさ、不注意などの症状が特徴のADHD。

以前は子供に特有の発達障害だと考えられていましたが、近年、成人後もADHDの症状が継続する「大人のADHD」の存在も認知されるようになってきました。

特に多いのは、子供の頃は見過ごされていた症状が、社会に出て仕事をするようになってから表面化したというケースです。

「もしかして自分はADHDなのでは?」
「何度注意してもケアレスミスを繰り返す部下、もしかしてADHDなのでは…?」

そんな疑問を簡易的にチェックできる、大人のADHD自己診断チェックリストを紹介します。

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ハロウェルとレイティの大人のADHD診断基準

今回紹介するのは、ハロウェル(Edward M. Hallowel)とレイティ(John J. Ratey)による大人のADHD診断基準。

アメリカで開発された全20問のチェックリストで、15項目以上が当てはまる場合、大人のADHDである可能性が高くなります。

  1. 達成感を感じられない、実際にはやれていたとしても達成したと感じられない時がある
  2. 整理整頓や計画的な行動が苦手である
  3. やるべきことになかなか取りかかれず、物事を先延ばしにする
  4. たくさんの事を同時進行するが、どれもちゃんと終わらない
  5. 状況やタイミングを読まずに、思いついたことをその場で喋ってしまう
  6. 強い刺激を求めている
  7. 退屈に耐えられない
  8. 気が散りやすく集中できない、読書中や会話中に上の空になる。ただし、時に驚異的な集中力を発揮することがある
  9. 創造性、直感、高い知性を示すことがある
  10. 決められた手順や手続きを守ることが苦手である
  11. 気が短く、ストレスに我慢できない
  12. 発言や行動が衝動的である(お金の使い方、計画の建て方、新しい物事や転職など)
  13. 心配症で、無用の心配を延々としてしまう
  14. 不安感がある
  15. 気分が変わりやすい。人やプロジェクトから離れた時には、特にその傾向が強い
  16. 落ち着きがない
  17. 何かに依存する傾向がある
  18. しばしば自己評価に問題がある
  19. 正確な自己観察ができていない
  20. 家族や親族にADD(多動症候群)、躁うつ病、薬物乱用、その他気分障害などの精神疾患の既往歴がある

英語原文)
Hallowell and Ratey’s Diagnostic Criteria for ADD in Adults

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大人のADHDの確定診断はどこに行けば受けられる?

thum_464実際のADHDの診断は、DSMという国際的な診断基準や問診内容から、医師が総合的に判断するもの。

上記のチェックリストのみでは、ADHDだと確定することはできません。

もし当てはまる項目数が多いという場合は、一度専門機関での相談と診断を受けることをおすすめします。

大人のADHDの診断や治療を行っているのは、精神科、精神神経科、心療内科など。メンタルクリニック、メンタルヘルスクリニックという名称が使われていることもあります。

ADHDは気持ちや努力の問題ではなく、脳に起因する障害です。

生まれ持った体質のようなものなので、完治するという概念はありません。けれど、適切な治療を受ければ、生活や仕事上でのトラブルやミス、精神的に感じている生きづらさなどを大幅に改善することが可能です。

あなたがもしかしてADHDかもしれないと思うのであれば、思い切って専門家に相談することで、今よりずっと楽になれるかもしれません。

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HPが少々怪しい印象を受けてしまうのですが、著者は発達障害のコーチング・カウンセリングを専門とする会社の経営者。机上の空論ではなく現場での経験から「どうすればADHDを改善できるのか」を具体的に教えてくれます。なかには驚くような内容もありますが、一度先入観を捨てて読む価値があるマニュアルです。

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