大人のADHDは、うつ病や不安障害を併発している人が多い

頭を抱えて落ち込んでいる女性の写真大人になってからADHDであることがわかった人、あるいは自分がADHDある自覚がないまま社会生活を送っている人は、うつ病や不安障害を発症していることが多くあります。

これは、自分に対する自信のなさや劣等感ゆえ。

普通の人と同じようにできない。

言われた通りの仕事ができない。

何度も同じミスを繰り返す…。

こうした失敗体験を何度もするうちに、「自分はダメな人間だ」と、どんどん自尊心が失われてしまうのです。

子供の頃にADHDと診断されていた場合、できないのはADHDだからという自覚が持てたり、成人以前にADHDへの対処法を学ぶことができます。

でも、ADHDという障害の存在を知らないままでいると、ADHDゆえに起こる問題のすべてを自分のせいだと思ってしまい、自分を責め続けることになってしまいます。

ADHD自体は、心の病ではありません。脳機能に原因のある発達障害です。

けれど、自覚のない大人のADHDの人たちは、こうした劣等感に苛まれて、うつ病や不安障害といった心の病を発症してしまうことが多いのです。

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できないのは頑張りが足りないからではなくて、ADHDだからとわかれば楽になる

ADHDは、本人の努力や性格、育ち方の問題であると誤解されやすい障害です。

でも、ADHDは脳機能に起因する障害であって、落ち着きがなかったり、注意力や集中力が散漫なのは、本人の気持ちとは関係がありません。

頑張っていないからできないのではなくて、頑張ってもうまくいかないのです。

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ADHDの原因とは?ADHDは脳の障害、心の病や性格の問題とは違います。≫

自分に障害があることを認めることには、また別の苦しさが伴うかもしれませんが…

普通の人と同じことができないのは、自分の努力が足りないからではなく、障害があるから。そもそも、普通の人とは違うから。

それがハッキリとわかれば、自分を責める必要もなくなり、少し楽にもなれるのではないでしょうか。

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大人のADHDの診断方法

大人のADHDは、精神科や心療内科で診断及び治療を受けることができます。

意外に思われるかもしれませんが、ADHDは薬での治療も可能で、飲み薬を服用することで、集中力や注意力を補い、仕事をスムーズに進めることができるようにもなります。

ADHDの薬に関する記事の一覧はこちら≫

最初から病院に行くことに抵抗がある場合は、こちらの自己診断チェックリストも参考にしてみてください。

大人のADHDの自己診断チェックリスト20問。自分や部下がADHDかもしれないと思ったら≫

ADHDは、ある時いきなり発症したり、自然に治るといった性質のものではなく、一生付き合っていく体質のようなものです。

もしあなたが、自分はADHDかもしれないと疑っていて、かつそのことで苦しんでいるのなら、早めに専門機関を受診して、一度相談してみることをおすすめします。

抱えている問題の正体がわかれば、正しい対処法も自ずと見えるはず。そうすれば、今の苦しみは、きっと楽になるはずです。

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HPが少々怪しい印象を受けてしまうのですが、著者は発達障害のコーチング・カウンセリングを専門とする会社の経営者。机上の空論ではなく現場での経験から「どうすればADHDを改善できるのか」を具体的に教えてくれます。なかには驚くような内容もありますが、一度先入観を捨てて読む価値があるマニュアルです。

ADHD改善マニュアル公式HPへ≫