コンサータが効くのはADHDの70%。必ず効果のある薬ではない

黒板にチョークで描かれた円グラフの写真子供のADHD治療薬として使われ、2013年からは成人のADHDにも処方が可能になったコンサータ。

ADHDの薬物治療においては、なくてはならない薬になっていますが、コンサータを飲めば必ずADHDが改善するわけではありません。

コンサータが有効なのは、ADHDの人の60~70%だとされています。

つまり、残り30%の人には効果がないということ。

これからコンサータの服用を考えている人は、コンサータは必ず効果のある薬ではないということも、念のため知っておいたほうがいいかもしれません。

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コンサータの効果は、飲んでみないとわからない

残念ながら、コンサータの効果があるのかどうか、事前に確かめる方法はありません。まずは実際にコンサータを服用してみて、効果があるかどうかを評価していくことになります。

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コンサータ服用の流れ

コンサータ錠は、有効成分の含有量によって18mg、27mg、36mgの3種類があり、初めての場合は最低量の18mgから服用をスタートします。

服用後はADHDへの効果や副作用の有無などを1週間単位で評価していきます。

十分な効果が認められればそれを維持量として服用し、効果があまり感じられなければ9mgあるいは18mg単位で薬を増量するのが一般的です。

なお、コンサータの服用可能量には上限が定められており、子供は1日54mg、大人は1日72mgまでが最大。適正量には個人差がありますが、おおむね体重kgあたり0.5~1mg程度が目安のようです。

参考)
注意欠陥多動性障害の現状と治療について(どんぐり発達クリニック 院長 宮尾益知氏)

勝手に薬の服用量を変えるのは危険!

コンサータを飲み始めても、いまいち効果が感じられない…

そんな時に、勝手に服用量を増やしたり、あるいは飲むのを止めたりするのは危険です。

思わぬ副作用が出る可能性もあるので、医師から処方された服用量は必ず守り、減薬や増薬も、医師の指示のもとで行うようにしましょう。

しばらくコンサータを服用してもADHDへの効果が見られない場合は、ストラテラというもうひとつのADHD治療薬を試したり、症状に応じてそれ以外の薬が処方されることもあります。

薬の効果の出方は個人差が大きいので、信頼できる医師やクリニックを見つけてよく相談するようにしてください。

薬を処方するばかりであまり話を聞いてもらえない、説明がなくひたすら薬が出るばかりで不安だという場合には、別のクリニックでセカンドオピニオンを取ってみることも選択肢のひとつです。

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HPが少々怪しい印象を受けてしまうのですが、著者は発達障害のコーチング・カウンセリングを専門とする会社の経営者。机上の空論ではなく現場での経験から「どうすればADHDを改善できるのか」を具体的に教えてくれます。なかには驚くような内容もありますが、一度先入観を捨てて読む価値があるマニュアルです。

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